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森村学園初等部 小栗透校長インタビュー

校訓の「正直・親切・勤勉」を育てる学校

森村学園初等部を一言で伝えるとしたらどのような言葉となりますか

校訓の「正直・親切・勤勉」を育てる学校といえます。家庭的な雰囲気が作り出す、明るく、のびのびした子ども達が育つよう、教職員が一丸となっています。

子どもたちは森村学園の初等教育の結果、どのように育つのでしょうか

自分で物事を考え、判断し実践することができる、自立した子どもを育てたいと思っています。受動的に知識を得るだけでなく、自ら知識を求め、新たな発見ができる子どもたちです。1学期の始業式でも、自分の頭で考え行動に移し、自分で課題を見つけ自分の頭で解決することができるようにと話しました。

自分で物事を考え、判断し実践することができる、自立した子どもを育てたいと思っています 子どもらしい子ども」ということです。広く興味関心を持ち、失敗を恐れず積極的にことに当たる心のやさしい子どもに入学して欲しい 一方通行の指示や知識の伝達ではなく、子どもが自ら考え、判断し実行することができる授業を教員一同が作っています

初等部にはどのような児童が入学してほしいと考えていますか

どのような児童を森村の児童として迎えたいか一言で言うと「子どもらしい子ども」ということです。広く興味関心を持ち、失敗を恐れず積極的にことに当たる心のやさしい子どもに入学して欲しいと考えています。年齢に応じた発達があることは必要ですが、字の読み書きができるとかの、いわゆる「学力」を要求しているわけではありません。

森村学園初等部で重視していること、実践していることはなんですか

一方通行の指示や知識の伝達ではなく、子どもが自ら考え、判断し実行することができる授業を教員一同が作っています。

百周年を記念して刊行された「森村の100年」の中に、創立当初の理科教育の特徴として、教科書を重視しすぎない実物教育が記されています。この考えは時代が進んだ現在でも十分尊重されるべきで、児童自身の目や耳や手を総動員し体感から学ばせ、感性を磨き成長できる子どもを育てたいと考えています。

初等部での学習は、中学校高等学校の中等教育、大学での高等教育の基礎を形作るものです。児童が楽しく学びながら学力‐-考える力、自ら答えを導く力と捉えています‐-を確実に身につけられるよう、教員同士研鑽を重ねています。そのためのシステムの一つとして専科制を取り入れています。1年生から、英語、音楽、図工、体育を専科教諭が授業を担当し、表現力、想像力だけでなく情操面も豊かに育んでいます。中学年からは、理科が、高学年では社会科と家庭科も専科となり、より専門性が高く密度の濃い教育を実現します。

またこの専科制は、子供たちが複数の教員と交流することにより、学園生活をより豊かで楽しいものとします。

最後に入学志望者へのメッセージをお願いします。

初等部の南には大きな森が広がっています。この森に囲まれた中で子どもたちは1日を過ごします。この環境の中で子どもたちは遊びを通じ、好奇心を育み知的な発達を遂げるとともに、「自然」が優しい心を育てます。森村学園は、この自然の中で創立者森村市左衛門の願い「社会に役立つ人を育てる」の実現に向け、「正直・親切・勤勉」の校訓の下強い意志と行動力を持った森村っ子を、家庭と協力して育てていきたいと考えています。

子どもたちは遊びを通じ、好奇心を育み知的な発達を遂げるとともに、「自然」が優しい心を育てます
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小学校受験新聞で森村学園初等部の紹介がご覧いただけます。
http://www.jyukennews.com/  (外部サイト)

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