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私立中高進学通信

2026年9月号

Students' Chat Spot

玉川学園中学部

サッカーを起点に、技術だけでなく
人間力の向上もめざす

 幼稚部から高等部までの12年間を包括的に捉え、全人教育を実践している玉川学園。広大な敷地と充実した施設を活かして、体育系・文化系ともに部活動が盛んです。今回は、FC町田ゼルビア(以下、ゼルビア)との連携を通じて社会性や感受性の育成にも力を入れているサッカー部の皆さんに、お話を聞きました。

Kさん(高3)

「高校サッカーの全国大会観戦をきっかけに、サッカー部のマネージャーになりました。一般的なサポート業務のほか、Instagramの運営や町田ゼルビアとの打ち合わせなど、社会との接点をもてるのが魅力です!」

Oさん(高3)

「ポジションはボランチです。中学時代はグラウンドが土だったので、ボールが弾みにくい人工芝のグラウンドに最初は苦労しました。技術練習を重ね、今は自信をもってプレーできています」

Mさん(高3)

「幼稚園の年中からサッカーを続けていたので、中学でも迷わずサッカー部に入りました。今のポジションはフォワードです。中高合同で練習をする機会が多く、学年を越えて交流しています」

Sさん(中3)

「オープンスクールの時にサッカー部の先輩方がとても優しく話しかけてくれたので、安心して入部できました。中学校からサッカーを始めた仲間も多く、全員で高め合いながらプレーしています」

玉川学園を選んだ理由は?

Oさん
年少で始めたサッカーを中学でも続けていこうと決めていたので、人工芝の広いグラウンドなど充実したサッカー環境が一番の決め手でした。

Kさん
父と兄、姉が玉川学園の卒業生です。自然豊かな環境が私にも合うのではと勧められて入学しました。

Mさん
兄が先に入学していたため、僕も自然な流れで小学校から玉川学園に入学しました。小学校から大学院まで全ての校舎を擁するキャンパスの広大さと、建物の美しさに驚いた記憶があります。

Sさん
玉川学園に通っていた姉がよく学校生活のことを話していたので、僕も興味をもってオープンスクールに参加しました。決め手になったのは、サッカー部の先輩方にとても優しく接してもらったことです。ゼルビアとの連携を知り、恵まれた環境でサッカーができることに魅力を感じ、中学校から入学しました。

照明も完備された広大な人工芝グラウンド。

部のモットーは何ですか?

Mさん
玉川学園のサッカー部は、「応援される人に、応援されるチームに」をモットーに活動しています。2026年度から、僕とOさん、Kさんの3人が中心となり、より多くの人に応援してもらえる存在になろうと話し合いました。自分たちの利益よりも他者の利益を優先し、思いやりの心をもって行動できる人になるため、僕たちが率先して活動しています。

Oさん
具体的には、毎週月曜日の朝に行っている掃除・環境美化活動があります。玉川学園はもともと奉仕の心や豊かな人間性を育む「労作教育」に力を入れていますが、より自主的に学校をきれいにしたいと考え、僕たち3人がラグビー部に声をかけて一緒に活動しています。

Kさん
今は私たちサッカー部とラグビー部だけですが、少しずついろいろな部に声をかけ、いずれは学校全体に広げていきたいですね。また、入試の前日には毎年準備を手伝うなど、部内で代々受け継いできた活動にも引き続き力を入れていきます。

「ラグビー部と一緒に行う清掃活動にも力を入れてるんです」

ゼルビアとの連携で得たものは?

Mさん
2009年度からFC町田ゼルビアとトップパートナー契約を締結しています。その一環として、公式戦のホームゲームで年1回行われる「玉川大学マッチデー」でスタジアムの内外に設置されたブース運営の補助をしたり、試合でボールパーソンを務めたりしています。

Oさん
プロのプレーを間近で見学できるのは、選手としてすごくうれしいことです。技術面はもちろん、試合に臨む姿勢や試合中の態度などから学べることも多いんですよ。学んだことはすぐチームに還元していて、試合中にベンチから大きな声をかけ続けたり、試合前にベンチメンバーとスタメンがハイタッチして士気を高めたりするようになりました。

Sさん
ゼルビアの試合も観戦できます。僕は中3になって初めて試合を見に行きました。普段は配信で見ることが多いので、スタジアムで観戦するのは初めてでしたが、リアルだからこそ感じられる空気感や、選手たちの熱さに圧倒されました。

Kさん
ゼルビアのコーチの皆さんには、中学受験用イベント「FC町田ゼルビアとサッカーをしよう!」でもご協力いただいています。ゼルビアや、ブースで連携する企業との打ち合わせにも参加できるので、社会経験はもちろん、実践的なビジネススキルも身につけられる貴重な機会になっています。

ブラジル研修があったそうですね

Kさん
サッカー部初の試みです。参加した全員がホームステイで生活し、現地の指導者からサッカーの指導を受けたほか、観光やショッピングも楽しみました。正直、海外へ行くことに少し怖さもありましたが、実際はとてもフレンドリーで陽気な国でした。行ってみないとわからないことは多いと実感しました。

Mさん
ブラジルで教わったサッカーは、ステップもボールタッチも、リズム感を重視するところも、日本とは全く別物でした。サポーターの迫力も段違いで、試合中は隣の人に話しかけられても聞こえないほどの熱狂ぶりで驚きました。異文化への興味が増し、将来を考えるきっかけにもなりました。

Oさん
僕は行けなかったのですが、イグアスの滝の下までボートで行った話や、現地の学校と試合をした話などを聞いて、正直うらやましかったです(笑)。ブラジルで習ってきた技術を共有してもらいたいです!

Sさん
僕も今回は参加できませんでした。今後はブラジル以外の国を含めて海外遠征を検討していると聞いたので、次はぜひ行きたいです。

「ブラジル研修では現地の迫力に圧倒されました」

将来の夢を教えてください

Oさん
サッカーの指導者です。もちろんプレーするのも好きですが、自分を客観視すると、選手をマネジメントするほうが性に合っている気がします。指導者である父の背中を見て育ったので、憧れもあります。

Mさん
ブラジル研修に行ってから、英語を使う仕事に興味が湧きました。海外でサッカー関係の仕事ができたら最高です。

Sさん
最近は担当されている先生のおかげで、数学が面白いと思えるようになったんです。まだ漠然とではありますが、僕も生徒に勉強の面白さを伝えられる教師になりたいと、今は考えています。

Kさん
理学療法士と管理栄養士の資格を取って、スポーツ選手を支えることがもともとの夢でした。でも今は、海外の大学に進んで、そのまま海外で働くのもいいなと思っています。外交的でチャレンジ精神旺盛な自分らしさを活かして、いろいろなことにチャレンジしてみたいです!

進学通信 2026年9月号
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