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3つのコースと個別指導で
国公立・難関私立・海外大へ9割以上が進学!

神田女学園高等学校

〒101-0064
東京都千代田区神田猿楽町2-3-6

TEL:03-6383-3751

学校情報 学校HP

 神田女学園高等学校は、「基礎学力」「探究」「語学力」を軸に、個々に合わせた進路指導を実践。「グローバル」「アドバンスト」「キャリアデザイン」の3コースがあり、それぞれの特性に合わせたきめ細やかなサポートが特徴です。進学実績はここ10年間で飛躍的に伸びており、国際教養大学や東京都立大学などの国公立、早稲田・上智・GMARCHといった難関私立大学、さらには医療系や海外大学に合格者を輩出してきました。生徒の可能性を伸ばし、志望校合格へ導く秘訣とは何なのか。その具体的な取り組みについて、進路指導・教育推進部部長の小野寺拓也先生にお話を伺いました。

教育理念に基づく3つのコースと
進路を支える「3本柱」の指導

小野寺拓也 先生 進路指導・教育推進部部長の小野寺拓也先生(国語科)

 同校は“自分を語れる品格ある個人になる”という教育理念のもと、個々の力を伸ばす3つのコースを設置、独自の教育を展開しています。なかでも進路指導を支えるのが、「基礎学力の定着と向上」「探究を軸とした思考力・表現力の育成」「語学力を活かした進路選択支援」という3本柱です。時代の先を見据えたカリキュラムは、多様化する現代の入試形態にも柔軟に対応しています。では、これらの取り組みが各コースでどのように結実し、生徒たちの進路実現へと結びついているのでしょうか。

「本校では探究学習の必修化を見据え、約10年前から独自の探究学習である『ニコルプロジェクト』に取り組んできました。特にキャリアデザインコースでは、週4コマの探究学習を通じて各自のテーマを深く研究しています。この長年の蓄積による“付け焼き刃ではない探究活動の成果”が、総合型選抜や学校推薦型選抜といった早期入試での高い合格率に結びついています。

 また、早期入試では学力を示す指標として英検の上位級保持が有利に働くため、資格取得にも力を入れてきました。カリキュラムが早期入試と親和性の高い『キャリアデザインコース』と『グローバルコース』では、多くの生徒がこの探究の成果と高い英語力を武器に、合格を勝ち取っています。

 一方で、探究学習が注目され始めた当初から、私たちは『いずれ探究偏重から学力重視への揺り戻しがくるのではないか』『早期入試でも学力を測る大学が増えるのではないか』と予測していました。そのため、本校では全てのコースで基礎学力の育成に力を注いできました。特にアドバンストコースの前身となる、一般入試での大学進学をめざすクラスでは、その高い学力を武器に、多くの生徒が一般入試で志望校合格を勝ち取っています。どのコースに所属していても、『基礎学力』『探究』『語学力』をバランスよく伸ばせること。それこそが、生徒たちの幅広い進路選択を可能にしている最大の理由です」

 生徒が希望する進路や、総合型・一般・海外大といった多様な入試形態に合わせ、個別最適化した進路指導を行えるのも同校の大きな強みです。さらに、小論文や英文の添削指導にはAIを積極的に導入。テクノロジーを賢く活用することで、効率的かつ効果的な個別指導を実現しています。

「志望理由書や小論文、面接が必要となる推薦・総合型選抜(早期入試)では、生徒一人ひとりに寄り添ったサポートが欠かせません。そこで本校では学年の教員が全体会議を開き、生徒が受験する学部や大学に合わせて最適な担当教員を決定しています。理系学部なら理科の教員、海外大学ならその国のネイティブ教員が付き、小論文指導や面接練習を合格まで徹底的に伴走します。スポーツ推薦の場合も、体育の教員やコーチが総出でバックアップする体制を敷いています。

 こうした『人の手(マンパワー)』が必要な指導に教員が100%集中できるよう、中高生向けのAI学習アプリケーションを活用しています。生徒は小論文の構成を練るための壁打ちや、英文の一次添削といった前段階でAIを利用し、最終的な仕上げやより深い指導を教員が担う。この二人三脚の体制が効果的な指導を実現しています。

 このAI学習アプリケーションは、自学自習にも非常に優れたシステムです。例えば、数学の問題を撮影するだけで解法のプロセスを提示してくれたり、英検のライティング問題をその場で添削してくれたりと、日々の基礎学力向上にも役立っています。

 教員の限られたマンパワーのなかで、このようにAIを賢く活用することで、私たちは面接練習や最終的な小論文の添削といった“人にしかできない指導”により多くの時間を割くことができます。教員とAIの相乗効果こそが、近年の進学実績の大幅な向上へとつながっています」

全員が留学を経験する「グローバルコース」
海外大学や国内の国際系・留学プログラム充実校へ進学

 グローバルコースの最大の特色は、生徒全員の留学が必須となっている点です。留学期間は2年、1年、半年の3つの選択肢から選べます。なかでも2年間の留学は、同校と現地校双方の卒業資格を同時に取得できる「DDP(ダブルディプロマプログラム)」です。海外大学への進学も視野に入れた本格的なプログラムですが、実際にこのコースを卒業した生徒たちは、どのような進路を選んでいるのでしょうか。

「海外の大学に進学する生徒も一定数いますが、昨今の円安や不安定な世界情勢の影響もあり、現在は国内大学を選ぶ生徒が増えています。特に国際教養大学や東京外国語大学などの国際系大学、あるいは留学プログラムが充実している国内大学が人気です。

 また、留学先での原体験が進路決定のキッカケになることも少なくありません。例えば、留学先で『水を使いすぎて注意された』という経験から、世界の水問題を解決したいと国際関係学部への進学を希望する生徒もいます。

 留学先で本物の問題意識が芽生え、自分が本当に学びたい分野の学部を選択していく生徒が多いのも特徴です。進路の選択肢としては、留学経験や英検などの英語資格を活かした推薦・総合型選抜(早期入試)を選ぶ生徒が主流です。しかし、それだけではありません。DDPのカリキュラムをオンラインで履修しながら、選択科目で5教科をしっかり勉強して一般入試に挑戦する生徒もいます。

 このように、高い英語力をベースに、一般入試にも柔軟に対応できる点こそが、グローバルコースの大きな魅力です」

 グローバルコースといえば、帰国子女や海外志向の強い生徒が集まるイメージをもつかもしれません。しかし小野寺先生は、「環境を変えたい、何か新しいことに挑戦したいという生徒にこそ、ぜひ入学してほしい」と語ります。

「もともと内気な性格だった生徒が、日常的に英語が飛び交い、留学が当たり前という環境に身を置いたことで自身の殻を破り、広い世界へと羽ばたいていった例が少なくありません。『世界で活躍したい』『英語力を伸ばしたい』という強い意志をもつ生徒はもちろんのこと、『新しいことに挑戦してみたいけれど、一歩を踏み出す勇気が出ない……』と悩んでいる生徒の背中も、私たちは全力で押していきます」

「グローバルコース」では半年~2年間の留学が必須。
留学期間と希望に応じてイギリス、アメリカ、アイルランド、ニュージーランド、
カナダ、オーストラリア、ドイツ、スウェーデンから選択できます。

国公立大学・難関私立大学・医療系をめざす「アドバンストコース」
高大連携を活かした課外活動とキャリア教育が充実

 アドバンストコースでは、国公立大学・難関私立大学、さらには医療分野といった難関校への合格をめざし、高い学力を育てるカリキュラムを編成しています。なかでも特徴的なのが、医療系大学との「高大連携」です。この連携や充実したキャリア教育を通じて、同コースでは生徒たちの多様な将来を見据え、どのような進路指導を実践しているのでしょうか。

「高1の入学時点でコースが分かれているため、アドバンストコースには最初から強い目的意識をもち、やりたいことが明確な生徒が多く集まります。学校側から『医療分野に進みなさい』と促しているわけではありません。自分が志望する大学や就きたい職業を叶えるために『一般入試で勝負するのが最善だ』と考える生徒たちが自らこのコースを選ぶため、結果として医療系や国公立大学をめざす生徒が多くなっているのです」

 同コースではこうした生徒のニーズに応え、医学部・薬学部・看護学部や医療技師系への進学を見据えた「基礎学力」と「応用力」の双方を徹底的に強化しています。また、週1コマの「進路探究」の時間を設置。自身のキャリアについて深く見つめ直すとともに、外部連携や課外活動、高大連携プログラムなどを通じた実践的なキャリア教育を積極的に展開しています。

「例えば、幅広い理工系分野に触れられる『夏の学校』への参加を促したり、学内での講演会を実施したりしています。さらに医療系をめざす生徒は、豊富にある提携大学との『高大連携』を活かし、実際の医療現場を体験しています。

 この夏も、生徒たちは精力的に活動しました。国内で開催された成蹊大学とマサチューセッツ工科大学(MIT)とが連携したプログラムや赤十字社のボランティア活動に参加した生徒もいれば、北海道の大学へ赴き、医療や畜産の現場を肌で体感してきた生徒もいます」

 同時にアドバンストコースの生徒も豊富にそろう留学プログラムに参加可能なので、ターム留学で英語力を高め、視野を広げて進路に活かす生徒も。いずれのコースに在籍しても興味・関心を広げる多彩な経験の機会が用意されています。

「探究」と「マルチリンガル教育」が軸のキャリアデザインコース
早期入試・一般入試から、第三外国語を活かした海外大進学まで対応

 キャリアデザインコースの「マルチリンガル教育」は、もともと受験対策として始まったものではありませんでした。各国大使館や大学が周辺に集まる恵まれた立地を活かし、「多くの言語や文化に触れよう」という目的からスタートした取り組みです。しかし、「この学びが結果として、生徒たちの進路決定や大学受験にも大いに活かされています」と小野寺先生は語ります。

「例えば、第二外国語で中国語を選択していた生徒は『中国語検定』を取得し、その語学力を活かして法政大学の留学必須とされる学部に合格しました。また、韓国語を選択する生徒も非常に多く、在学中にマスターした韓国語を最大の武器にして、韓国の大学へ進学を果たした生徒もいます。

 このように、英語だけでなく第二外国語の強みをダイレクトに進路実現へと結びつけるケースが近年着実に増えており、今後もさらにこの可能性を広げていきたいと考えています」

 多言語教育のさらなる強化の一環として、今年度よりフランスとの交換留学制度もスタートしました。学内には常勤のフランス人教員が在籍しており、万全の体制で生徒の学びをサポートしています。

 こうした環境のもと、キャリアデザインコースの生徒たちの進学先も非常に多彩です。進路決定の約8割は推薦・総合型選抜(早期入試)が占めますが、海外大学へ羽ばたく生徒もいれば、早期入試でGMARCHや国公立大学などの難関校に挑戦する生徒もいます。

 時間をかけて「探究」にじっくりと取り組み、自身の強みを確立できる同コースならではの輝かしい成果といえます。

「アドバンストコース」「キャリアデザインコース」にも3週間~3カ月のさまざまな留学制度が充実。
英語圏のほか、韓国、フランス、フィンランドのプログラムも用意されています。

「広域高大教育連携」「ニコルプロジェクト」「K-SALC」
意欲を高め、主体的な志望校選びを支える独自の取り組み

 同校の教育を象徴する強みであり、特徴的な取り組みとして挙げられるのが、75校に及ぶ大学との「広域高大教育連携」、独自の探究学習「ニコルプロジェクト」、そして英語ルーム「K-SALC」です。これらの充実した環境やプログラムは、学習へのモチベーションにどのような火をつけ、志望校選びにどう影響を与えているのでしょうか。

「高大連携については、毎年約50校の提携大学に本校へお越しいただき、校内で進路ガイダンスを開催しています。大学の学びを身近に感じることで、それまで専門学校や短大を考えていた生徒が『4年制大学で学びたい』と志望を変える良いきっかけになっています。

 さらに、探究学習『ニコルプロジェクト』との相乗効果も生まれています。『自分が探究してきたテーマを、4年制大学でより深く研究したい』と考える生徒が劇的に増え、その結果、現在は9割以上の生徒が4年制大学への進学を果たしています。

 このニコルプロジェクトの年次発表会には、毎年大学の先生方をお招きしており、優秀な発表には『大学賞』などが授与されます。受賞した探究成果を武器に総合型選抜(推薦入試)に挑戦する生徒もいますし、何より『大学の先生に認められた』という経験が、生徒たちの大きな自信へとつながっています」

「K-SALC」は、室内での日本語使用が一切禁止されている独自の語学学習ルームです。英語だけでなく、韓国語、中国語、フランス語の各ネイティブ教員が常駐。30分単位で予約ができ、面接練習やエッセイの添削、フリートークなど生徒は自由に活用しています。

 その効果は確かな実績となって表れています。英検の一次試験に合格した生徒には、必ず英語科教員が個別の担当として付き、二次面接に向けたマンツーマンの指導を徹底。この手厚いサポートにより、同校の英検二次面接の合格率は、実に「98%」という驚異的な数値を誇っています。

高大連携の実地体験型プログラムの一例。各コースの希望者が夏休みを利用して亀田医療大学の高大連携フィールドワークに参加。大学の授業を受けるほか手術室での実習も経験します。
2泊3日の北陸大学の高大連携フィールドワーク。1日目は外国語体験授業、2日目は理学療法学科・薬学科・医療技術学科での実習体験を行います。
日本語禁止の「K-SALC」は、予約をしておけば誰でも利用可能。12名のネイティブ教員が、英検の面接練習など生徒の要望に応じてマンツーマンで指導してくれます。

小野寺先生から受験生へのメッセージ

幅広い体験のなかから“自分らしさ”を見つけてほしい

「いまの中高生は、早い段階から『やりたいこと』や『進路』を決めるよう求められがちです。とはいえ、多感な中高時代に将来の目標を明確に定めるのは、決して簡単なことではありません。『自分は何がやりたいのだろう』『自分らしさって何だろう』と悩む生徒が多いのも当然です。だからこそ、そうした生徒たちに本校へ来てもらい、本当の自分らしさを見つけてほしいと考えています。

 本校には、豊富な留学プログラム、充実した多言語教育、活発な探究活動や部活動など、世界を広げるチャンスが数多くそろっています。誰かに押し付けられる自分らしさではなく、多彩な体験を通じて『自分はこれが得意なんだ』『これに興味があったんだ』と、自ら発見できる環境がここにはあります」

大学入試結果

学校名 2026 2025 2024
東京学芸大学11
東京都立大学1
信州大学1
千葉県立保健医療大学1
国際教養大学1
東京外国語大学1
千葉大学1
早稲田大学11
上智大学113
学習院大学12
明治大学621
青山学院大学212
立教大学547
学校名 2026 2025 2024
中央大学132
法政大学12
日本大学46
東洋大学826
駒澤大学13
専修大学114
成蹊大学1
成城大学1
明治学院大学12
獨協大学225
國學院大學421
武蔵大学122
順天堂大学441
学校名 2026 2025 2024
日本赤十字看護大学11
東京慈恵会医科大学1
昭和医科大学1
東京医科大学1
横浜薬科大学1
津田塾大学2
共立女子大学1377
昭和女子大学323
東京女子大学21
日本女子大学522
立命館アジア太平洋大学121
延世大学(韓国)241
その他海外大学326

※その他にも、一般入試・早期型入試を活用して、四年制大学・短期大学・専門学校などへ98%以上が進学しています。

学校情報

女子校
神田女学園高等学校

〒101-0064
東京都千代田区神田猿楽町2-3-6

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