成女高等学校の「この花シスターズ」は、学校説明会などで受験生や保護者を温かく迎える生徒広報プロジェクトチーム。チーム名にある「この花」とは梅の別名であり、同校の校章や校歌にも使われている伝統的な名称です。メンバーとして活動できるのは、先生と生徒の合同勉強会を経て“おもてなし精神”を認められた生徒のみ。単なる案内役に留まらず、チームワークやリーダーシップといった人間力を磨ける点が最大の魅力です。今回は、学校の“顔”として活躍するシスターズの皆さんに、活動の魅力をたっぷりと語ってもらいました。
成女高等学校の「この花シスターズ」は、学校説明会などで受験生や保護者を温かく迎える生徒広報プロジェクトチーム。チーム名にある「この花」とは梅の別名であり、同校の校章や校歌にも使われている伝統的な名称です。メンバーとして活動できるのは、先生と生徒の合同勉強会を経て“おもてなし精神”を認められた生徒のみ。単なる案内役に留まらず、チームワークやリーダーシップといった人間力を磨ける点が最大の魅力です。今回は、学校の“顔”として活躍するシスターズの皆さんに、活動の魅力をたっぷりと語ってもらいました。
M.Sさん(総務委員/高3)M.Sさん(高3)私は、受験生の時に優しく迎えてくれた先輩方に憧れたのがきっかけです。「自分も先輩たちのように、受験生をおもてなししたい!」と思い、迷わず入りました。
O.Rさん(高3/生徒会会長)O.Rさん(高3)中学時代は委員会などに積極的に手を挙げるタイプではなかったのですが、高校では「何か新しい行動を起こしたい」と思ったんです。ちょうど広報プロジェクトが「この花シスターズ」として新しく生まれ変わるタイミングだったので、その第一期生として活動したいと考えました。
S.Yさん(生徒会副会長/高3)S.Yさん(高3)私は、それまで生徒会活動を一緒に頑張ってきたO.Rさんが参加すると聞いて、「彼女がやるなら私も挑戦しよう!」と決めました。活動を通じて、社会に出た時に役立つスキルが身につくのではないかという期待もありましたね……。1年生のみんなはどうだった?
S.Mさん(生活委員会/高1)S.Mさん(高1)私は小・中学生の頃、とても消極的な性格だったんです。でも、受験生としてこの学校の説明会に参加した時、一気に“成女のファン”になりました。今度は自分が学校の魅力や温かい雰囲気を精一杯伝えてみたい!と思って参加しました。
H.Mさん(高1)H.Mさん(高1)私もS.Mさんと同じです!中3の時に成女のイベントに来て、先輩たちが本当に優しく接してくれました。その姿がすごく格好よくて、成女への入学を決めたんです。高校では、シスターズをはじめ色々なことに挑戦したいと思っています。
E.Mさん(高1)E.Mさん(高1)私は、成女の創立記念祭(文化祭)に行ったのがきっかけです。そこで先輩たちが堂々と発表している姿を見て、胸が熱くなりました。「私もあの輪に入りたい!」と思ったのが最初の一歩です。
H.Mさん(高1)初めて学校説明会で登壇した時、先輩から「楽しむ気持ちを忘れずにね」とアドバイスをもらっていました。でも、いざ大勢の受験生や保護者の方を前にすると本当に緊張してしまって……。最初は笑顔がガチガチに硬くなってしまいました。
E.Mさん(高1)私は先輩とペアを組んで案内を担当したのですが、その時に先輩が「今日はまず、笑顔でいることを目標にしよう!」と小さなゴールを設定してくれたんです。そのおかげで安心感をもってデビューを乗り切ることができました。
O.Rさん(高3)初めての時は誰だって緊張するし、どう動けばいいかわからないものですよね。だから私たちは、その日にクリアできそうな“等身大の目標”を一緒に決めるようにしています。「これができれば今日は100点満点!」と思えれば、少し心が軽くなりますから。
S.Mさん(高1)小さな目標とはいえ、「1年生だし失敗してもいいや」という甘い雰囲気では決してないんです。その時の自分の100%を出すことが求められるので、本当に緊張感がありました。私は“台本通りに話すこと”と“来場者の方と目線を合わせること”を両立させたくて……。途中で頭が真っ白になりそうになったのを覚えています。
S.Yさん(高3)私はあまり緊張しないタイプなのですが、実際に人前に立ってみて、自分の“話し方のクセ”を痛感しました。「どうすればもっと受験生に伝わるんだろう?」と、自分の表現を見つめ直すきっかけになりましたね。
O.Rさん(高3)私は、セリフを丸暗記するのは難しいと思っているんです。だから「ここだけは外さない」という重要ポイントを押さえて、そこさえ合っていればOKと割り切っています。万が一わからなくなったら、手元の台本を見ても大丈夫。私のデビュー時は、緊張よりも楽しさが勝っていました。何より、受験生の皆さんが楽しそうにしてくれている姿を見られたのが、最高にうれしかったです!
S・Yさん(左)とE・Mさん(右)
O.Rさん(高3)例えば校内を誘導する際、受験生や保護者の方と1対1になる場面があります。受験生の多くはとても緊張しているので、沈黙が続かないよう積極的に話しかけて、少しでもリラックスしてもらえるよう工夫しています。
実は私たち、活動を始める前に先生方と「アカデミー」という合同勉強会を開き、マナーやおもてなしの精神を徹底的に学んでいます。ただ、実際の行動に決まったマニュアルはありません。「常に周囲を見渡し、気づいて行動する」というアカデミーの精神をベースに、各自がその場でベストな方法を考えて動いているんです。
S.Yさん(高3)その主体性が活かされたのが、先日都内で開かれた合同説明会でした。私たちは“成女の代表”として参加したのですが、ブースの前を通る受験生に自分から声をかけて魅力を伝えたり、どんな質問にも迷わず答えたりすることができました。
その姿を見ていた他校の先生方から、「どうして生徒だけでそんなに完璧に答えられるの?」と驚かれたほどです(笑)。日頃から“おもてなし精神とは何か”を自分たちで問い続け、行動している成果が出たのだとうれしくなりました。
M.Sさん(高3)私はこれまで、人前で発表する時に「声のトーンや調子にメリハリがない」と言われ続けてきたのが悩みでした。でも、シスターズの活動を始めてからは、感情を込めた柔らかい発声や、聞き手を意識した話し方を常に考えるようになって。少しずつですが、メリハリのある話し方ができるようになってきたことが、私にとって一番大きな変化です。
S.Yさん(高3)私は、プレゼンテーションのスキルが飛躍的に伸びたと実感しています。声のイントネーションや、言葉と言葉の間の取り方などをプロの視点で学べたおかげで、誰にでも聞き取りやすい話し方が身につきました。
また、こちらが心を込めて“おもてなし精神”を発揮すると、相手の受け止め方や表情も温かく変わっていくんだ、というコミュニケーションの本質を学べたことも大きな収穫です。
O.Rさん(高3)S.Yさんの言う通りですね。私も、目上の方に対する正しい敬語の使い方や、初対面の方とのスムーズな接し方を実践のなかで学ぶことができました。さらに技術面だけでなく、「いま周りはどんな状況かな?」と常に全体を見渡し、先回りして行動できる視野の広さが身についたことも、この活動を通して得られた一生ものの財産です。
M・Sさん(左)とH・Mさん(右)
H.Mさん(高1)成女に初めて来て不安に思っている受験生に、安心感を与えられるような“頼れるシスターズ”になりたいです。
E.Mさん(高1)私はどちらかというと黒子のように、“縁の下の力持ち”としてシスターズを支える存在になりたいです。
S.Mさん(高1)これから入ってくる後輩たちが、「この人についていきたい!」と思えるような雰囲気を作れたらと思っています。
M.Sさん(高3)誘導や待機の時、ただそこにいるだけでなく、自分の役割を考えて言葉遣いや行動を選ぶことが大切だと思います。そうした姿勢を後輩に伝えていきたいです。
S.Yさん(高3)言葉だけでなく、自分の行動を通して“シスターズの精神”を示したいです。私たちが大切にしている細かいおもてなしの心は、直接サポートしながら伝えていきます。
O・Rさん(左)とS・Mさん(右)
O.Rさん(高3)「チャンスを待つより、自分からつかみに行く!」という積極的な姿勢が一番大事です。私も学校説明会を担当して人と話す楽しさを知りました。一歩踏み出せば、たくさんの貴重な経験が待っています!
S.Yさん(高3)憧れの先輩にすぐにはなれなくても、焦る必要はありません。「どうすれば成女の魅力を伝えられるか」と自分なりに考え続けることで、必ず力がついていきます。一緒に成長していきましょう!
M.Sさん(高3)成女は先生と生徒の距離がとても近く、何でも相談できるアットホームな学校です。困ったことがあっても、“みんなで支え合える環境”があるので、心配せず安心して飛び込んできてくださいね!
S.Mさん(高1)シスターズは、学校の魅力を知って“自分にできる限り”を体現できる場所です。頑張れば頑張った分だけ、「魅力を伝えたい!」という強い気持ちは必ず受験生に伝わります。
H.Mさん(高1)シスターズになると、学校説明会などでさまざまな経験を積むことができます。自分の視野がどんどん広がっていくのを実感できるのは、本当に楽しいですよ!
E.Mさん(高1)一言で言うと“自分を信じて自分らしく進むこと”です。成女に入り、自分らしい目標を立ててコツコツ進めば、目標に近づけることを学びました。周りに流されず“自分軸”を持って進んでください!
先生方が見守るなか、座談会は終始和やかな雰囲気で進行。この学校の掲載記事をピックアップしました。