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生徒の司会進行やスピーチから
学校の雰囲気を肌で感じる学校見学会

東京高等学校

〒146-0091
東京都大田区鵜の木2-39-1

TEL:03-3750-2635

学校情報 学校HP

 東京高等学校は、1872年創立の伝統校でありながら、教員と生徒の距離が近く、学校生活の満足度が非常に高いことで知られています。陸上競技部やラグビー部など全国レベルの部活動も有名で、卒業生にはリオ五輪銀メダリストのケンブリッジ飛鳥さんなども輩出しています。 そんな同校の「春の学校見学会」の様子をレポートします。

 学校見学会は13時にスタート。参加は公式サイトからの事前予約制です。今回の定員130名は満員で、毎回キャンセル待ちが出るほどの高い人気を誇ります。まずは独自の有志制度「PR委員」に所属するKさん(高2)の司会で始まりました。PR委員は、生徒自らが名乗りを上げて学校行事の運営に携わり、生徒目線で学校の魅力を伝える活動をしています。Kさんは参加者の手元にある配付資料をていねいに確認したあと、「最初に校長先生のお話です。熊谷先生、お願いします」とスムーズに進行。生徒が主体となる見学会の幕が開けました。

 熊谷文博校長は、“東京高校のいいところ2つ”と“入学したらやってほしいこと2つ”をテーマに語りました。「東京高校の魅力は、23区内でありながら四季を感じる豊かな自然と、伝統的に教員と生徒の距離が近いことです。生徒の小さな変化にも教員がいち早く気づき、親身になって寄り添っています。」そして、入学を迎える受験生へ「しっかりと青春してほしい」「東京高校で夢を見つけて育ててほしい」という2つの願いを伝えます。「ぜひ本校で夢を叶える第一歩を!」という、熱く力強いエールで締めくくりました。

歴史やカリキュラムも
PR委員の生徒が楽しく解説

 続いて、PR委員のIさん(高3)が東京高校の歴史を解説。同校の起源は、1872年に上野清氏が創立した「上野塾」です。歴史という堅苦しくなりがちなテーマですが、Iさんはクイズを交えながら軽妙なトークで紹介。会場を盛り上げつつ、「この1872年創立ということだけは、絶対に覚えて帰ってください!」と笑顔でアピールしました。

 次は、Kさん(高3)とYさん(高3)によるカリキュラムの説明です。1年次は全員共通の科目を学び、2年次より各自の進路に合わせて5つの系統別カリキュラムに分かれます。選択時期は1年次の12月頃です。

  • 文系Ⅰ類:私立などの文系大学進学をめざす。
  • 文系Ⅱ類:数学も学び、経済・経営系学部や難関大学をめざす。
  • 文系Ⅲ類:体育系大学をめざし、スポーツ理論やメンタル強化も学ぶ。
  • 理系Ⅰ類:私立などの理系大学進学をめざす。
  • 理系Ⅱ類:文系科目も学び、理科を2科目選択して、難関大学進学をめざす。

高1生や卒業生チューターが
多彩な行事・部活を紹介

 続いて、学校行事や部活動紹介へと移ります。行事は体育祭や文化祭のほか、行き先(北海道・沖縄・海外など)を選べる修学旅行、希望制の学習合宿、芸術鑑賞会など盛りだくさん。部活動では、陸上競技部や女子硬式テニス部などの運動部から、文化祭での発表が見逃せないチアリーディング部、吹奏楽部や茶道部などの文化部まで、多彩な活動が紹介されました。

 次に行われたのは、同校独自の試みである「1年生スピーチ」です。PR委員のMさん(高 1)とWさん(高 1)が、自分の言葉で学校の魅力を語ってくれました。

 トップバッターのMさんは、東京高校を選んだ理由として「高校から全員が横一線でスタートできる安心感」を挙げました。中高一貫校特有の人間関係に不安があり、高校単独校である東京高校を選んだMさんですが、実際に入学してみると、先生がどんな小さな悩みにも親身に寄り添ってくれたと言います。高校進学後に直面した「学習内容の難化」という壁も、担任の先生への相談で乗り越えられました。また、所属する美術部では先輩から作品のアドバイスをもらうだけでなく、学校生活の相談もできるなど、学年を越えたアットホームな交流が同校の大きな魅力だと語ってくれました。

 続いて登壇したWさんは、学校の魅力を次のように語りました。
「一番良かったのは、先生方がとても気さくで明るいことです。授業中のユーモアあふれる雑談やたとえ話のおかげで、自然と笑顔になれます。勉強面では、毎日の朝学習と小テストのおかげで、コツコツ勉強する習慣が身につきました。また、全校生徒が多いからこその“行事の団結力”も格別です。私はまだ体育祭しか経験していませんが、学校全体がひとつになって熱狂する雰囲気が大好きになりました」

 教頭で入試広報室長の小松伊久美先生は、生徒たちの運営について次のように語りました。


「PR委員の説明やスピーチでは、緊張して言葉がつかえる場面もあります。しかし、それも含めて本校の“ありのままの姿”です。教員があえて介入しないことで、生徒たちの等身大の成長を感じていただきたいと思います。9月の文化祭も学校を見ていただく、よい機会です。受験生の皆さんはぜひ足を運び、先輩たちのイキイキとした姿を体感してください」と結びました。

 最後に登場したのは、卒業生で現在は同校の学習チューターを務めるSさん(明治大学3年)です。Sさんは「中学時代はテストで70点ほどしか取れなかった私が、東京高校で英語の偏差値を68まで伸ばせました」と自身の劇的な成長を回想。その原動力として、同校の優れた学習環境を挙げました。

「私の在籍時、授業や講習に加えて活用できたサポートは映像授業が中心でしたが、今の現役生はAIによる個別最適化学習のサポートを活用できます。より効果的に学力を高められる環境がうらやましいです」と語り、進化を続ける母校のサポート体制に強い自信をのぞかせました。

 Sさんはさらに、“東京高校の定期テストの質”の高さも強みとして挙げました。
「定期テストは基礎重視で作成されており、努力すれば8〜9割は取れる仕組みです。これが生徒のモチベーションを高めています。中学生の時は70点台ばかりだった私も、高校のテストで基礎を固め、一般入試で明治大学へ進むことができました。中学時代に“オール3”だったクラスメイトが、国公立大学の理系に進学するほど伸びたケースもありました」

 最後に、同校の公式Instagramなどの情報発信についても触れ、チューターとしての力強いスピーチを締めくくりました。

生徒会役員がナビゲート!
アットホームな校内見学

 説明会が終わると、バトンを引き継いだ生徒会役員による校内見学がスタート。生徒1名が受験生と保護者約20人を案内します。まずは最上階5階の「音楽フロア」へ。音楽室などが集まるこの階は、授業のほかに吹奏楽部が使用しています。窓からの景色も抜群で、晴れた日には多摩川の奥に富士山を望めるそうです。その後は3号館の教室や、充実した自習スペースとソファーを備える図書室を巡りました。

 続いて案内された2号館の教室は、太陽光が優しく差し込む珍しい「ダイヤモンド型」。窓からは夜間照明付きの校庭や、張り替えられたばかりのテニスコートとタータンエリアが一望できます。さらに、冷房完備の第1体育館(バレーボール、バスケットボール、バドミントン部など)や、その下にある第2体育館(チアリーディング、卓球、剣道部など)を巡りました。この日はチアリーディング部が、翌日の関東大会に向けて熱い仕上げの練習中。昼休みも使える隣接のトレーニングルームも魅力的です。

 以上で学校見学会は終了。その後は多くの参加者が個別相談や部活動見学へと向かいました。

生徒が大活躍! 学校の魅力を紹介します

学校見学会の進行役を務めるPR委員の生徒たち(左からKさん、Hさん、Yさん)。
全校生徒約1,000人のうち、約20人が有志として活躍しています。
説明会や見学会の運営だけでなく、月に一度、卒業生が関わる外部業者などと提携して
校内でスイーツを販売する「月イチスイーツ」など、ユニークな活動も手がけています。
PR委員の生徒による「東京高校の歴史」の説明。受験生・保護者参加型のクイズなど飽きさせない工夫も。
系統別カリキュラムの説明をするPR委員
中学時代はサッカー部だったPR委員のIさんは、高校から「楽しくやる」がモットーの男子ソフトテニス部に所属。同校の部活動は全国レベルの強豪だけでなく、初心者でものびのびと楽しめるチームまで、幅広い選択肢が用意されています。
「1年生スピーチ」は、1人の発表が終わるごとに会場から盛大な拍手がわき起こりました。
スピーチの合間に披露された、バリエーション豊かな制服紹介のひとコマ。ジャージやウインドブレーカーのほか、大人気の「オリジナルパーカー」も用意されています。さらにセーターはネイビー、キャメル、グレーの3色から選択可能。自分らしい自由なコーディネイトを楽しめるのが魅力です。
卒業生チューターも語ります!
最後に登壇したのは卒業生チューターのSさん。自身の劇的な成績アップの経験をもとに、進化した最新の学習環境を熱く語ってくれました。
生徒会役員による校内見学ツアー
後半の学校見学ツアーは生徒会役員がナビゲート。充実した自習スペースやソファーが並ぶ、広々とした図書室を案内してくれました。
熱気あふれる第2体育館では、チアリーディング部が翌日の関東大会に向けて最終調整中。部員たちの真剣な表情が印象的でした。
生徒会役員の皆さん。左から参事のMさん、参事のYさん、監事のHさん、副会長のAさん。
Aさんはお姉さんも東京高校で生徒会に所属していたそう。
生徒全体に、「学校の広報活動を盛り上げて受験生にPRしたい」というマインドが根付いています。

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東京高等学校

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